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ピボット・ストラテジー 未来をつくる経営軸の定め方、動かし方

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-492-53418-2
4-492-53418-0
税込価格 2,640円
頁数・縦 413P 19cm

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要旨

AIやIoTといったデジタル化の波は、言うまでもなく、あらゆるビジネスに押し寄せている。スタートアップや他業種の既存企業など、テクノロジーを武器に新たに市場に参入してくる競合に対抗するには、これまでの中核事業を的確にピボット(方向転換)する必要がある。では、どうすればいいのか。本書では、3人の著者がいずれも所属する総合コンサルティング企業・アクセンチュアが近年自ら経験した大々的なピボットから編み出された、「賢明なピボット(wise pivot)」と名づけられた戦略を詳しく解説。同戦略は、過去や現在の事業を直ちに捨て去るのではなく、むしろ再投資して加速し、そこから生み出される価値を未来の事業に生かす、というものだ。本書では、アクセンチュアの他にさまざまな業種の豊富な事例を紹介しながら、その戦略の有効性を検証している。著者のオマール・アボッシュ氏は、アクセンチュアの最高戦略責任者を務めた後、現在は同社の通信・メディア・ハイテク本部グループ最高責任者。ポール・ヌーンズ氏はアクセンチュア・リサーチのソート・リーダーシップのグローバル・マネジング・ディレクター、ラリー・ダウンズ氏はアクセンチュア・リサーチでシニア・フェローを務めるビジネス戦略開発の専門家である。[要旨作成日:2019年11月13日]

商品内容

要旨

100社以上の豊富な事例に学ぶ過去・現在・未来の「賢明なピボット」。

目次

イントロダクション 「再構築」を再構築する
1 潜在的収益価値を解放する(潜在的収益価値のギャップ―創造的破壊をチャンスに変える
7つの過ち―潜在的収益価値の解放を妨げるもの
7つの勝利戦略―潜在的収益価値を解放するカギ)
2 賢明なピボット(Wise Pivot)(賢明なピボット(Wise Pivot)―過去・現在・未来の事業における価値の発見と成長
過去・現在・未来―成長を再開し、利益を加速させ、規模を拡大して勝利をつかむ
イノベーションのピボット―集中・制御・志向
財務のピボット―固定資産・運転資本・人的資本
人材のピボット―リーダーシップ・労働・文化)
結論 自らのブロックを見つけよう

おすすめコメント

変化し続ける企業だけが高収益を実現できる。「潜在的収益価値」を発見する「賢明なピボット」の方法を100以上の事例で解説

著者紹介

アボッシュ,オマール (アボッシュ,オマール)   Abbosh,Omar
アクセンチュアの通信・メディア・ハイテク本部でグループ最高責任者を務める。それ以前はアクセンチュアのCSO(最高戦略責任者)を務め、戦略と投資のあらゆる面を監督し、アクセンチュア・セキュリティ、ダブリン・センター・フォー・イノベーション(The Dock)、またアクセンチュアのベンチャー&アクイジション、インダストリー・プログラム、リサーチ、コーポレート・シチズンシップの運営を担当していた。アクセンチュアのグローバル経営委員会のメンバーも務めている
ヌーンズ,ポール (ヌーンズ,ポール)   Nunes,Paul
アクセンチュア・リサーチにおいてソート・リーダーシップのグローバル・マネジング・ディレクターを務める。社内において、テクノロジーと戦略的事業改革に関する画期的な知見の開発を監督している
ダウンズ,ラリー (ダウンズ,ラリー)   Downes,Larry
ビジネス戦略開発の専門家であり、アクセンチュア・リサーチでシニア・フェローを務める
牧岡 宏 (マキオカ ヒロシ)  
アクセンチュア戦略コンサルティング本部シニア・マネジング・ディレクター常務執行役員。東京大学工学部卒業。マサチューセッツ工科大学経営科学修士修了。丸紅、ベイン&カンパニーを経て2014年にアクセンチュアに参画。全社成長戦略、組織・人材戦略、M&A戦略等の領域において幅広い業界のコンサルティングを行いながら、同社戦略部門を統括している
小林 啓倫 (コバヤシ アキヒト)  
1973年東京都生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、米バブソン大学にてMBA取得。外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)