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源氏物語

学びを深めるヒントシリーズ

出版社名 明治書院
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-625-62453-7
4-625-62453-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 218P 21cm

商品内容

要旨

2022年度〜実施開始(高等学校)新学習指導要領に全面対応!生徒を「主体的・対話的で深い学び」へと誘う、教場の最新版虎の巻。鑑賞のヒント・鑑賞では、本文の表現に基づきつつ、論理的に思考し、本文への理解を深めることができる。探究のためにでは、研究上重要なトピック等を取り上げ、『源氏物語』の巧みな構造や史実との繋がりを感じられる。

目次

波乱含みのヒーロー誕生!―1・桐壺巻・光源氏誕生
少年時代の、永遠のマドンナ―1・桐壺巻・藤壺の入内
山奥で見つけた運命の美少女―5・若紫巻・小柴垣のもと
一夜の過ち?道ならぬ恋―5・若紫巻・藤壺との密通
正妻VS愛人 女同士のバトル勃発?―9・葵巻・車争ひ
身の毛もよだつモノノケの怪奇―9・葵巻・物の怪の出現
フルサトのキミはあまりにも遠く…―12・須磨巻・心づくしの秋風
娘のしあわせのためにできること―19・薄雲巻・母子の別離
巻き起こる嵐の中でぼくは…―28・野分巻・野分の垣間見
新婦に付き添う母ふたり―33・藤裏葉巻・明石姫君の入内
セカンドライフの波瀾万丈・若菜上巻・三日がほど
霧とともに去ったヒロイン・御法巻・紫の上の死
そして息子も恋をする・橋姫巻・薫と宇治の姉妹
最後のヒロイン、どこへ漂う?・浮舟巻・橘の小島

著者紹介

青島 麻子 (アオシマ アサコ)  
1982年生まれ。2012年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、聖心女子大学専任講師。著書に、『源氏物語 虚構の婚姻』(武蔵野書院、2015年、第十七回紫式部学術賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)