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全訳男色大鑑 歌舞伎若衆編

出版社名 文学通信
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-909658-04-3
4-909658-04-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 245P 19cm
シリーズ名 全訳男色大鑑

商品内容

要旨

若衆(江戸のジャ○ーズJr.)推しの尊みが過ぎる。さまざまな愛の形をお楽しみ下さい。

目次

涙の種は紙見世―ラブストーリーは突然に
命乞ひは三津寺の八幡―白梅の蕾のような若衆が、命と引き換えに示した真の情けとは
思ひの焼付は火打石売り―どんな客でも手玉に取る最強若衆、創作に打ち込むファンを葬り去る
江戸から尋ねて俄坊主―恋も情けも葬り去る美僧
面影は乗掛の絵馬―姿は変われど変わらぬ思い
情の大盃潰胆丸―今生の別れに一度だけでもあなたの情けの淵に溺れたい
姿は連理の小桜―猛きもののふも迷う若衆美、時間よ止まれ
言葉とがめは耳にかかる人様―俺の好きな役者をなじった無礼者は、一刀両断だ!
忍びは男女の床違ひ―都随一の女方も驚く、寝殿造りの秘め事
京へ見せいで残り多いもの―高家の美姫、死霊となって人気役者をとり殺す
蛍も夜は勤めの尻―蛍のように身を焦がす…秘めた恋の行方は
女方もすなる土佐日記―半弥はなぜ脇差を客に渡したのか 『歌舞伎若衆編』最大のミステリー
袖も通さぬ形見の衣―衣装をすべて借金のかたに取られたら役者は死ぬしかない
恨みの数を打つたり年竹―どんな乱暴者でもメロメロにする役者の媚態
素人絵に悪や金釘―太夫の櫛より若衆の楊枝
声に色ある化物の一ふし―京の涼み床は若・女こもごも悲喜こもごも
別れにつらき沙室の鶏―とにかく目立ちたい! 愛情表現も派手な天狗若衆
執念は箱入の男―色気づいた人形が愛する役者の名を呼んだ
小山の関守―誰が何と言おうと、辰弥は最高だ!
心を染めし香の図は誰―たとえ美女でも女は女 うっかり見たら目を洗え それが男の生きる道