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「コミックス」のメディア史 モノとしての戦後マンガとその行方

出版社名 青弓社
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-7872-3460-5
4-7872-3460-9
税込価格 2,640円
頁数・縦 294P 19cm

商品内容

要旨

雑誌と並ぶマンガの代表的な形態であるコミックスは、戦後、私たちの日常生活にどう溶け込んでいったのか。生産・流通・消費の視点から、コミックスの「モノとしての認識枠組み」が成立し変容する歴史的なプロセスを解き明かす。

目次

序章 マンガ研究と「コミックス」
第1章 「単行本」とコミックス―初期新書刊コミックスの成立まで
第2章 「雑誌」とコミックス―“雑誌‐コミックス”体制の確立とその帰結
第3章 「書籍」とコミックス―マンガ文庫とA5判漫画単行本に見るマンガの「書籍性」
第4章 「本屋」とコミックス―「コミックコーナー」の社会史
第5章 「読者」とコミックス―コミックスが生み出す「モノとしてのマンガ経験」
終章 「メディアとしてのマンガ」の行方

著者紹介

山森 宙史 (ヤマモリ ヒロシ)  
1987年生まれ。四国学院大学社会学部助教。専攻は社会学、メディア史研究、サブカルチャー研究。論文に「「コミックコーナー」の社会史―1970‐80年代の小売書店空間におけるマンガの市民権の成立過程」(「マス・コミュニケーション研究」第87号、第7回日本マス・コミュニケーション学会優秀論文賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)