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かきバターを神田で

文春文庫 ひ20−10

出版社名 文藝春秋
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-16-791390-8
4-16-791390-9
税込価格 715円
頁数・縦 287P 16cm

商品内容

要旨

熱いバター醤油にまみれた立派なかき、清らかなせん切りキャベツ、黄色い辛子。あの光景を思い浮かべただけで―冬の名物・かきバター定食をはじめ、肉豆腐の煮汁に浸ったゆで卵、ベルリンの路上でかぶりつくカリーヴルスト、ちぎりトマトにサザエカレー。世の中の美味しいモノに心が弾む!大人気エッセイ。

目次

1 冬の煮卵(横串の女
おでん、どんどん ほか)
2 肉そばを山形で(ジェノヴァでパスタ
ラマダン中 ほか)
3 最近のカレー(こんにゃく問答
ぬか漬け暮らし ほか)
4 田部井さんの干し柿(茂吉の鰻
神のみぞ知る ほか)

出版社・メーカーコメント

熱いバター醤油にまみれた立派なかき、清らかなせん切りキャベツ、黄色い芥子。あの光景を思い浮かべただけで―ー平松さんが悶絶する、冬の名物・かきバター定食。寒い夜、家に戻る途中「肉豆腐が待っている」と思うだけでものすごく安心する――昨日より豆腐に味が染みて、ねぎもとろとろに甘く…「煮汁につけておいたゆで卵」!冬の煮卵、かきバター焼定食、山形の肉そば、ひな鶏の素揚げ、デミグラスソースがたっぷりかかったトンカツ、あるいは、ちぎりトマトにサザエカレーに水茄子…世の中の美味しいもの、美味しい味を生むお人柄、美味しい料理の背景。週刊文春人気エッセイをオリジナル文庫化した一冊。

著者紹介

平松 洋子 (ヒラマツ ヨウコ)  
エッセイスト。岡山県倉敷市生まれ。東京女子大学文理学部社会学科卒業。食文化と暮らしをテーマに執筆活動を行う。『買えない味』で第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞、『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞受賞
下田 昌克 (シモダ マサカツ)  
イラストレーター。1967年、兵庫県生まれ。1994年から2年間、中国、チベット、ネパール、インド、ヨーロッパを旅し、現地で出会った人々のポートレイトを描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)