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新たなる平安文学研究

出版社名 青簡舎
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-909181-21-3
4-909181-21-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 235P 20cm

商品内容

要旨

新たな研究の視野を拓く。重厚な平安文学研究の蓄積を新鮮な気持ちで学び直し、次の世代に継承するために、読み味わい楽しむ気持ちが生きた文学研究を目指す。

目次

1 漢詩文と和歌(菅原道真「寒早十首」と白居易・劉禹錫・元〓の流謫文学
吟詠される詩序―その表現と効果
『古今和歌六帖』第四帖“恋”から『源氏物語』へ―“面影”項を中心に)
2 源氏物語(朧月夜の出仕と尚侍就任
兵部卿宮と光源氏―賢木巻を中心に
不義の子薫の背負うもの
サイデンステッカー訳『源氏物語』正篇の“涙”)
3 記録と日記(王朝記録文化の独自性と「日記」
更級日記における長編物語的構造)

著者紹介

藤原 克己 (フジワラ カツミ)  
1953年生まれ。東京大学名誉教授。武蔵野大学文学部特任教授。東京大学卒、東京大学大学院博士課程退学。博士(文学)。専門分野:平安朝漢文学、源氏物語
高木 和子 (タカギ カズコ)  
1964年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学卒、東京大学大学院修了。博士(文学)。専門分野:平安文学、物語文学、源氏物語(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)