歴史探究のヨーロッパ 修道制を駆逐する啓蒙主義
中公新書 2567
出版社名 | 中央公論新社 |
---|---|
出版年月 | 2019年11月 |
ISBNコード |
978-4-12-102567-8
(4-12-102567-9) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 266P 18cm |
この商品を買った人は、こちらにも興味をもっています
-
- 百年戦争 中世ヨーロッパ最後の戦い
- 佐藤猛/著
-
- 藤原定家『明月記』の世界
- 村井康彦/著
-
- ビザンツ帝国 千年の興亡と皇帝たち
- 中谷功治/著
-
- アクティブ・ラーニングとは何か
- 渡部淳/著
-
- 西洋美術とレイシズム
- 岡田温司/著
-
- アイルランド 人のいとなみ
- 伊藤龍也/写真・文
-
- もののけの日本史 死霊、幽霊、妖怪の1000年
- 小山聡子/著
-
- Perfume COSTUME BOOK 2005−2020
- 『装苑』編集部/編
-
- ロマネスクとは何か 石とぶどうの精神史
- 酒井健/著
-
- 物語東ドイツの歴史 分断国家の挑戦と挫折
- 河合信晴/著
-
- 古代メソポタミア全史 シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで
- 小林登志子/著
-
- 細胞とはなんだろう 「生命が宿る最小単位」のからくり
- 武村政春/著
-
- 中東政治入門
- 末近浩太/著
-
- ドイツ統一
- アンドレアス・レダー/〔著〕 板橋拓己/訳
-
- こころと身体の心理学
- 山口真美/著
商品内容
要旨 |
宗教改革以降、カトリックは修道院での学術活動を活発化させた。人文主義者たちは古典を博捜し、教会史や聖人伝などの文書を批判的に検証する学問が進歩を遂げた。偽書を識別する文献学や文書学、ローマ法の解釈学など、現代の歴史学の基礎がここに形成されたのである。その中核となったのが、サン・モール修道会のマビヨンらであった。啓蒙思想の席巻、宗教と世俗の相剋の間で、歴史と真理を探究した人々の足跡を追う。 |
---|---|
目次 |
第1章 人文主義と宗教論争 |
おすすめコメント
宗教改革以降、カトリックは修道院での学術活動を活発化させた。とりわけ教会史や聖人伝等の文書を批判的に検証する学問が進歩を遂げ、偽書を分別する文献学や、ローマ法の解釈学など、現代の歴史学の基礎がここに形成されたのである。その中核となったのが、サン・モール修道会のマビヨンである。彼はデカルトやライプニッツらにどんな影響を与えたのか。宗教と世俗の相剋の間で、歴史と真理を探究した人々の足跡を追う。