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なぜ武士は生まれたのか さかのぼり日本史

文春文庫 ほ25−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-16-791413-4
4-16-791413-1
税込価格 671円
頁数・縦 151P 16cm

商品内容

要旨

約六百五十年間続く武士の世はいかにして始まったのか?日本の統治者であった「朝廷」は、なぜ「幕府」にその座を譲ったのか?平氏らの失敗に学び、京都ではなく、鎌倉で独立を果たした頼朝の決断が歴史を大きく変えた―。4つのターニングポイントから、武家政権の誕生について、人気歴史学者がわかりやすく解説する。

目次

第1章 足利義満「日本国王」の権力―1392年(明徳3年)(公家を凌駕する存在へ
「祭祀権」と「課税権」を奪う ほか)
第2章 足利尊氏「京都」に挑む―1336年(建武3年)(得宗専制と幕府の揺らぎ
御家人の不満が幕府を倒した ほか)
第3章 北条時頼万民統治への目覚め―1253年(建長5年)(武士は危険な収奪者だった
支配して気づいた己の未成熟さ ほか)
第4章 源頼朝「東国」が生んだ新時代―1180年(治承4年)(「イイクニ」つくろう?
暴力装置としての武士 ほか)

著者紹介

本郷 和人 (ホンゴウ カズト)  
1960年東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。東京大学・同大学院で石井進氏、五味文彦氏に師事し、日本中世史を学ぶ。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)