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8050問題 中高年ひきこもり、7つの家族の再生物語

出版社名 集英社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-08-781682-2
4-08-781682-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 236P 19cm

商品内容

要旨

はじまりは、家庭にあった。長い間、奪われてきた“自分”を生き直す、再生への“光”がここに。推計61万人。深き苦悩を見つめた、希望と救いのノンフィクション。

目次

第1章 迷走する家族(強すぎる父
母に食い尽くされた息子
金と暴力がコミュニケーションの手段
放置された老婆、立ち尽くす娘)
第2章 闇を照らす光(安心してひきこもれる社会に(長谷川俊雄 白梅学園大学教授)
いかに依存し合って生きていけるか(明石紀久男 NPO法人「遊悠楽舎」代表))
第3章 歩き始めた人たち(親となんか生きていきたくない
何もできないんです。助けてください
かっこつけたかった)
第4章 「見えない」存在から「見える」存在へ(「ひ老会」の挑戦
8050問題が意味するもの)

おすすめコメント

推計61万3千人。深き苦悩を見つめた、希望と救いのノンフィクション。「8050問題」とは、80代の親が50代のひきこもりの子を抱えている家庭、そしてそこから派生する問題を指す。1990年代後半から顕在化してきた若者のひきこもり問題が、解決せぬまま長期化。親が高齢者になるとともに当事者が中高年に達し、今、深刻な社会問題として浮上してきている。本書では、当事者や家族、支援者に密着取材。その現状や心理をリアルに描写する。彼らはどこでつまずき、何によって光を見出したのか。その格闘の姿を伝える、希望と救いのノンフィクション。●山田ルイ53世さん(漫才師「髭男爵」、6年間ひきこもり)  激賞!本書で描かれるのは、7つの家族の物語。皆一様に、普通”から滑落した人々だ。そこからの再生、ルネッサンス”の物語でもあるが、その歩みはあまりに弱々しく、輝かしいものではない。しかし、長い間「社会と関係ない人間」だった筆者には、痛いほどわかる。踏み出した一歩の偉大さも、それが半ば奇跡だということも。彼らを知れば、「8050問題」はすべての家族に起こりえるリアルな将来”の1つであり、にもかかわらず差し伸べられる手の少なさに愕然とする。かつで当事者”だったことを盾にとり、不謹慎な物言いをお許しいただこう。本書は「面白い読み物」。絶妙な距離感で取材対象と接し続けた著者が、丁寧かつ情熱的に書き上げた一冊……「ひきこもって」一息に読み終えることをお勧めする。(本書オビに掲載の言葉)【著者プロフィール】黒川祥子(くろかわ しょうこ)    ノンフィクション作家。福島県出身。東京女子大学文理学部卒業。2013年、『誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち』で、第11回開高健ノンフィクション賞受賞。近著に『子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち』『「心の除染」という虚構 除染先進都市はなぜ除染をやめたのか』『県立! 再チャレンジ高校 生徒が人生をやり直せる学校』『PTA不要論』、共著に『WHO I AM パラリンピアンたちの肖像』。由歩名義で『「ひきこもり」たちの夜が明けるとき 彼らはこうして自ら歩き始めた』がある。

著者紹介

黒川 祥子 (クロカワ ショウコ)  
ノンフィクション作家。福島県出身。東京女子大学文理学部卒業。2013年、『誕生日を知らない女の子 虐待―その後の子どもたち』で、第11回開高健ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)