• 本

着物憑き

出版社名 集英社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-08-788025-0
4-08-788025-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

着物は選ぶものではない。着物が、人を選ぶのだ。糸に布に織りに―。入り組んだ情念を身にまとうとき、怪しい気配が立ちのぼる。着物をめぐる十一の談。

出版社・メーカーコメント

私が引き寄せられるのは、古いものばかり。物も着物も、幽霊も――。日本古来の呪術・風水・民俗学などに造詣が深く、豊富な心霊体験を持ち、様々な分野で活躍する作家・加門七海氏。日常的に着物やアンティークを身につける本人の実体験や見聞きした逸話の数々……着物をめぐる怪しくも深遠な世界が綴られる十一章。以下、章題。「帯留」戦火を逃れた鮎の帯留。見た瞬間、自分のものならぬ言葉が――。「振袖」実家の箪笥を開けると、祖母の形見だという着物が見つかり――。「古着」市松人形のために手に入れた着物。夜、袖から白い女の手が――。「足袋」近所の路地沿いある、廃工場の駐車場。奥の闇に見えたのは――。「衣擦れ」眠りに入りしばらく経った頃。衣擦れの音に目が覚めて――。「糸」その姿を見た前後から、急速にアンティーク着物に気持ちが傾き――。「東と西」生地も染めも見事な着物なのに、誰もが試着後に首を傾げ――。「帯」最初から“体を巻くもの”として存在する帯。そのため蛇と化し――。「帷子」京都帷子ノ辻。空き地の木の枝に下がっていたのは――。「薄物」友人の祖母の遺品。美しい振袖がいつの間にか見当たらなくなり――。「文様」時を超え伝えられる数々の文様。それぞれに意味が込められ――。

著者紹介

加門 七海 (カモン ナナミ)  
東京都生まれ。多摩美術大学大学院修了。学芸員として美術館に勤務。1992年『人丸調伏令』で小説家デビュー。日本古来の呪術・風水・民俗学などに造詣が深く、小説やエッセイなど様々な分野で活躍している。また、豊富な心霊体験を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)