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やってはいけない原発ゼロ

出版社名 エネルギーフォーラム
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-88555-506-0
4-88555-506-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 367P 20cm

商品内容

要旨

小泉元首相の『原発ゼロ、やればできる』に全面反論。「自然エネルギーだけで電力はおぎなえる」のウソ。「原発は安全・低コスト・クリーン」これ全部ホント。

目次

なぜ私は原子力をやり続けたほうが良いと思うのか―SDGsから見る
小泉さんの著書『原発ゼロ、やればできる』のどこがおかしいのか
安全性は格段に向上したのか?
原子力事故のみが最悪なのか?
LNT仮説は科学的に見て正しいのか?―低線量放射線被ばくの影響のパラダイムシフト
トリチウム処理水問題―地球が誕生した時からトリチウムはどこにでもある
日本に核のごみの最終処分場は本当にないのか?
水力発電は日本を救えるのか?―竹村公太郎著『水力発電が日本を救う』への反論
小泉さんの「原発ゼロ」の背景とねらい
世界はすでに脱「脱原発」に向かっている―中国は第4世代の原子力開発で先陣を切る勢い
太陽光発電や風力発電の抱える大問題―太陽光も風力も20%で頭打ち。全電源が再生可能エネルギーになる日は来るのか?
クリーン電力100%市場は原子力なしでは成立しない―世界のクリーン電力系統の迅速な構築に向けて
エントロピーそしてエネルギー収支比―生命や社会の存亡の危機から救う原子力

著者紹介

澤田 哲生 (サワダ テツオ)  
1957年、兵庫県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業後、三菱総合研究所に入社。ドイツ・カールスルーエ研究所客員研究員をへて現在、東京工業大学原子炉工学研究所助教。専門は原子核工学。原子力立地地域の住民や都市の消費者の絆を紡ぐ『つーるdeアトム』を主宰。また、2010年より、高レベル放射性廃棄物処分を巡る『中学生サミット』を毎年開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)