• 本

忠臣蔵の姫阿久利

出版社名 小学館
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-09-386564-7
4-09-386564-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 286P 19cm

商品内容

要旨

広島三次藩に生まれた阿久利は、播磨赤穂藩の浅野内匠頭に輿入れし、大名火消しや勅使饗応、藩の政治に励む良人を支えてきた。が、内匠頭が高家筆頭・吉良上野介の「ある依頼」を断り、さらに五代将軍徳川綱吉の側近・柳沢出羽守から「ある事件」で不興を買ったことで、平穏な暮らしに目に見えない罅が入りはじめる―。政務多忙に加え、執拗な吉良の嫌がらせに、やがて身心を病んでゆき、つかえを発症した内匠頭は、ついに江戸城中で刃傷に及んでしまう。良人の即日切腹を聞かされながらも、家臣へ気丈に差配する阿久利に、堀部弥兵衛・安兵衛親子、片岡源五右衛門、磯貝十郎左衛門らは血涙を流す。吉良邸討ち入りまで、赤穂浪士の希望となった阿久利の半生を描く。

出版社・メーカーコメント

姫こそが浪士の希望。新「忠臣蔵」の誕生。時は、江戸幕府が生類憐れみの令を発していた元禄の頃。広島三次藩に生まれた美しい栗姫、のちの阿久利姫は、播磨赤穂藩の浅野内匠頭長矩に輿入れしてからというもの、大名火消しや勅使饗応、藩の政治に励む夫を支え、家臣を家族とも思い、面倒を見てきた。しかし、勅使饗応の指南役である高家筆頭・吉良上野介の「依頼」を断ってから、平穏な暮らしに目に見えないひびが入りはじめる――。胸騒ぎを感じながら過ごしていたある日、火事場でとった内匠頭のとっさの「行い」から、五代将軍徳川綱吉の側近である柳沢保明からも不興を買ってしまう。質実剛健で質素倹約、大名火消しとして江戸者の人気をさらう内匠頭を目障りに思う、吉良と柳沢はとうとう赤穂藩改易を企む。吉良のしつこい嫌がらせに、次第に身心を病んでゆき、つかえを発症した内匠頭。疲弊した夫を癒そうと必死になる阿久利の努力も空しく、内匠頭は江戸城中松の廊下で吉良へ刃傷に及ぶ。即日切腹を聞かされ、藩邸引き払いを命じられた阿久利は、吉良の沙汰を待つが……。赤穂浪士一縷の望み、阿久利の静かな闘いが今はじまった。広島県三次市出身の大人気時代小説作家が描く、新しい「忠臣蔵」!

著者紹介

佐々木 裕一 (ササキ ユウイチ)  
1967年、広島県三次市出身。2003年に、架空戦記『ネオ・ワールドウォー』(経済界)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)