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子育てに苦しむ母との心理臨床 EMDR療法による複雑性トラウマからの解放

出版社名 日本評論社
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-535-56380-3
4-535-56380-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 164P 21cm

商品内容

要旨

子育て困難は「人格の問題」ではなく「過去の記憶の問題」である。6人の母の物語から、虐待・トラウマ・愛着障害の臨床の真髄を学ぶ。

目次

第1章 母たちの物語―過去の記憶への旅(過去の記憶を旅するために
Aさん(34歳)の事例(一人娘3歳2ヵ月)―娘の「大きな泣き声」への怒りと実母を喪失した悲しみの記憶
Bさん(35歳)の事例(一人娘2歳5ヵ月)―「言うことを聞かない」娘への怒りと震災時の流産の悲しみ ほか)
第2章 子育て困難と複雑性トラウマの理解(記憶とトラウマ
複雑性トラウマと自我状態
子育て困難のメカニズム ほか)
第3章 EMDR療法による支援(EMDR療法で起こること
EMDR療法におけるセラピストとの関係性
子育て困難事例でのターゲットの設定と準備段階 ほか)

著者紹介

大河原 美以 (オオカワラ ミイ)  
東京学芸大学教育心理学講座教授、博士(教育学)。公認心理師・臨床心理士・家族心理士・学校心理士。1982年東北大学文学部哲学科卒業。児童福祉施設の児童指導員として勤務の後、1993年筑波大学大学院修士課程教育研究科修了。精神科思春期外来、教育センターなどの非常勤相談員を経て、1997年東京学芸大学助教授、2007年4月より現職。専門は子どもの心理療法・家族療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)