21世紀の啓蒙 理性、科学、ヒューマニズム、進歩 下
出版社名 | 草思社 |
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出版年月 | 2019年12月 |
ISBNコード |
978-4-7942-2422-4
(4-7942-2422-2) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 509P 20cm |
シリーズ名 | 21世紀の啓蒙 |
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おすすめコメント
世界は決して、暗黒に向かってなどいない。食糧事情から平和、人々の知能まで、多くの領域が啓蒙の理念と実践により改善されてきたことをデータで提示。ポピュリズムと二極化の時代の今こそ、この事実を評価すべきと説く。“世界は良くなり続けている。たとえ、いつもはそんなふうに思えないとしても。スティーブン・ピンカーのように、大局的な視点から世界の姿を我々に見せてくれる聡明な思想家がいてくれることを、私は嬉しく思う。『21世紀の啓蒙』は、ピンカーの最高傑作であるのはもちろんのこと、私の生涯の愛読書となる、新しい一冊だ。“――ビル・ゲイツ啓蒙主義の理念――理性、科学、ヒューマニズム、進歩――は、今、かつてない大きな成功を収め、人類に繁栄をもたらしている。多くの人は認識していないが、世界中から貧困も、飢餓も、戦争も、暴力も減り、人々は健康・長寿になり、知能さえも向上して、安全な社会に生きている。どれも人類が啓蒙主義の理念を実践してきた成果だ。にもかかわらず、啓蒙主義の理念は、今、かつてないほど援護を必要としている。右派も左派も悲観主義に陥って進歩を否定、科学の軽視が横行し、理性的な意見より党派性を帯びた主張が声高に叫ばれている。ポピュリズムと二極化、反知性主義の時代の今こそ、啓蒙主義の理念は、新しく、現代の言葉で語り直される必要がある。つまり、現代ならではの説得力を持った新しい言葉、「データ」「エビデンス」によって――。知の巨人ピンカーが驚くべき明晰さで綴る、希望の書。