• 本

戦争取材と自己責任

出版社名 dZERO
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-907623-27-2
4-907623-27-5
税込価格 2,090円
頁数・縦 236P 19cm

商品内容

要旨

武装組織による拘束から解放されて1年。今になって、ようやく語れることがある。“実行犯グループ”はだれだったのか?“身代金デマ”はどこから出てきたのか?“他罰的・不寛容な人々”とはだれなのか?3年4か月にわたる監禁に耐えた安田、友人の安否を気遣い、情報収集に奔走した藤原。紛争地ジャーナリスト2人の共同作業で向き合う拘束事件、戦争、私たちの社会。

目次

第1章 解放までの三年四か月
第2章 紛争地のリアル
第3章 現在につながったできごと
第4章 生業としての紛争地ジャーナリスト
第5章 「自己責任論」と向き合う
第6章 デマ拡散時代の戦争取材

著者紹介

安田 純平 (ヤスダ ジュンペイ)  
ジャーナリスト。1974年、埼玉県に生まれる。信濃毎日新聞の記者を経て、フリーランスのジャーナリストに。在職中の2002年から、アフガニスタンやイラク、シリアなどの紛争地を中心に取材を続けている
藤原 亮司 (フジワラ リョウジ)  
ジャーナリスト(ジャパンプレス所属)。1967年、大阪府に生まれる。1998年からパレスチナ問題を追っている。ほかに、シリア、イラク、ウクライナ、アフガニスタンなどの紛争地や、国内では在日コリアン、東日本大震災、原発問題などの取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)