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僕が批評家になったわけ

岩波現代文庫 文芸 317

出版社名 岩波書店
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-00-602317-1
4-00-602317-0
税込価格 1,232円
頁数・縦 283P 15cm

商品内容

要旨

批評に背を向けても、私たちは生きられる。だが、もし批評がこの世に存在しなかったら、私たちの思考は、いまよりもっと貧しいものになっていただろう。学問とも哲学とも異なる、「自分で考えること」を手放さない批評―その営みが世界と切り結ぶ思考の原風景から、批評が私たちの生にもつ意味と可能性を明らかにする。

目次

1 批評とは何か(この本のタイトル
僕が批評家になったわけ
文芸批評と批評の酵母
原型としての『徒然草』)
2 批評の酵母はどこにもある(対談

手紙、日記、きれはし
人生相談
字幕・シナリオ
名刺
科学論文
マンガ)
3 批評の理由(もし批評・評論がこの世になかったら
公衆、世間、一般読者
戦争と批評
無名性)
4 ことばの批評(批評のことばはなぜ重く難しいのか
なぜやさしいことも難しいのか
なぜことばは二つに分かれるのか
電子の言葉の贈り物)
5 批評の未来(平明さの基礎
批評と世間
「面白い」と批評の基準
一階の批評へ)

出版社・メーカーコメント

批評に背を向けても、私たちは生きられる。だが、もし批評がこの世に存在しなかったら、私たちの思考は、いまよりもっと貧しいものになっていただろう。学問とも哲学とも異なる、「自分で考えること」を手放さない批評――その営みが世界と切り結ぶ思考の原風景から、批評が私たちの生にもつ意味と可能性を明らかにする。

著者紹介

加藤 典洋 (カトウ ノリヒロ)  
1948‐2019年。文芸評論家、早稲田大学名誉教授。著書に、『言語表現法講義』(岩波書店)で第10回新潮学芸賞。『敗戦後論』(ちくま学芸文庫)で第9回伊藤整文学賞、『小説の未来』『テクストから遠く離れて』(朝日新聞社/講談社)の両著で第7回桑原武夫学芸賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)