米国と戦後東アジア秩序 中国大国化構想の挫折
出版社名 | 有斐閣 |
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出版年月 | 2019年12月 |
ISBNコード |
978-4-641-14934-2
(4-641-14934-8) |
税込価格 | 4,730円 |
頁数・縦 | 292P 22cm |
商品内容
要旨 |
真珠湾攻撃を受けて、第二次世界大戦に参戦したアメリカは、ローズヴェルト大統領のもと、中国をパートナーに東アジアの秩序管理を行おうと中国大国化構想を推し進めた。しかし、第二次世界大戦後、その構想は挫折し、最終的には、中国ではなく日本をパートナーとする東アジア政策の基本路線が確立される。こうしたアメリカの東アジア政策の転換過程を、米国対外援助法の制定(一九四八年)と米華相互防衛条約の成立(一九五四年)を軸に、検証する。 |
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目次 |
第1章 中国大国化構想の形成(大国管理の構想 |