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イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門

出版社名 エクスナレッジ
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-7678-2539-7
4-7678-2539-3
税込価格 2,970円
頁数・縦 502,9P 19cm

商品内容

要旨

なぜ隣の畑のブドウでもワインの味が違うのか?マスター・オブ・ワインの取得者でもある著者が、ブドウ栽培からワイン醸造、ボトリングにいたるまでの各工程に秘められたワインの奥深い世界をわかりやすく解説。ワイン生産者や業界関係者のみならず、ワイン資格の受験者、そして一般のワイン愛好家も読んで役に立つ情報が満載!

目次

自然からの贈り物
ブドウ畑
ブドウの成分
酸素の役割
ブドウ果汁と搾汁方法
果汁調整
発酵
赤ワインとロゼワインの醸造
白ワインの醸造
スパークリング・ワインと酒精強化ワインの醸造
木樽と熟成
ワインの必須成分
澱引きと清澄
酒石の安定処理
添加物
濾過
パッケージ素材
貯蔵とボトリング
分析と品質管理
ワインの欠陥
テイスティング
品質保証
法律と規則

おすすめコメント

英語圏のブドウ栽培学やワイン醸造学の講義で必ずと言っていいほど推薦される、ワイン学の教科書!テロワールからブドウの成分、酵素の役割、発酵、熟成、貯蔵と瓶詰め、テイスティング、ワイン作りを取り巻く法規にいたるまで包括的に、作り方の流れに沿って基礎知識をまとめています。ブドウをワインに変化させる複雑な仕組みを知れば、味わい方、選び方の選択肢がぐんと広がります。 専門用語はできるだけ使わず、わかりやすい言葉を選んで解説。広く一般の方に向けて、ワイン作りの背景知識を伝えることをテーマとした一冊です。

著者紹介

バード,ディヴィッド (バード,ディヴィッド)   Bird,David
イギリス王立化学会公認化学者、マスター・オブ・ワイン。分析化学者として食品業界で主にベビーフードやマスタード、フルーツスカッシュの成分分析に携わったのち、ワインへの情熱が高じて1973年にワイン貿易業に転身。1981年には第1子を授かるとともに、マスター・オブ・ワインとイギリス王立化学会公認化学者(Chartered Chemist)の2つの資格も獲得。現在は品質保証の分野を専門とし、特にISO9000やHACCPの導入を目指すワイナリーの指導にあたっている。これまでに品質保証の指導に訪れた国は、地元イギリスのみならず、フランスやイタリア、スペインといった西欧から、北欧や東欧諸国、さらにはオーストラリアまで約20カ国に及ぶ。また、イギリスの慈善団体「ザ・ナショナル・ガーデン・スキーム」が年に一度行うオープン・ガーデンというチャリティ企画にも参画しており、自身の所有する庭園も一般開放されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)