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アベルのところで命を祝う 創世記を味わう第4章

師父たちの食卓で 2

出版社名 ヨベル
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-909871-08-4
4-909871-08-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 182P 21cm

商品内容

要旨

人類最初の、しかも兄弟間での殺人という悲劇はいかにして起こったのか。暴力と他者への非寛容に脅かされる現代に生きる私たちがこの記事から読み取るべき使信とは。正教会著者による『師父たちの食卓で』第2弾は、創世記第4章を単独で取り上げ、丹念に辿り直した意欲作。相模原障害者施設殺傷事件、いわゆる「津久井やまゆり園事件」をも併せて読み解く。

目次

さて、アダムは妻エバを知った。彼女は身ごもってカインを産み、「わたしは主によって男子を得た」と言った。
彼女はまたその弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。
時を経て(しばらくして)、カインは土の実りを主のもとに献げ物として持って来た。
アベルは羊の群れの中から肥えた初子(とその脂『Vulgata』)を持って来た。主はアベルとその捧げ物に目を留められたが、
カインとその献げ物には目を留められなかった。カインは激しく怒って顔を伏せた。
主はカインに言われた。「どうして怒るのか。どうして顔を伏せるのか。
もしお前が正しいのなら、顔を上げられるはずではないか。正しくないなら、罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める。お前はそれを支配せねばならない。」
カインが弟アベルに言葉をかけ、二人が野原に着いたとき、カインは弟アベルを襲って殺した。
主はカインに言われた。「お前の弟アベルは、どこにいるのか。」カインは答えた。「知りません。わたしは弟の番人でしょうか。」
主は言われた。「何ということをしたのか。お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。」〔ほか〕

著者紹介

佐藤 弥生 (サトウ ヤヨイ)  
1962年、愛知生まれ。愛知県立大学文学部国文学科卒業。1996年よりジュセッペ三木氏のもとでイタリア語を学び、イタリア文学に親しむ
松島 雄一 (マツシマ ユウイチ)  
1952年香川県生まれ。印刷会社営業職を経て、1990年正教神学院入学、1993年卒業と同時に司祭叙聖され、今日に到る。名古屋ハリストス正教会、半田ハリストス正教会管轄司祭から現在は、大阪ハリストス正教会司祭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)