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弱くある自由へ 自己決定・介護・生死の技術

増補新版

出版社名 青土社
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-7917-7226-1
4-7917-7226-1
税込価格 3,080円
頁数・縦 475,30P 19cm
シリーズ名 弱くある自由へ

商品内容

要旨

安楽死、遺伝子治療、介護保険、臓器移植…生と死をめぐり決断を迫られる私たちは、なにを決定できるのか。「自由」とはなにか、「自己決定」とはなにか、を厳密な論理でつきつめ、自己と他者、個人と国家を再検討し、新しい社会関係の可能性を探る社会学の到達点。

目次

1 空虚な〜堅い〜緩い・自己決定
2 都合のよい死・屈辱による死―「安楽死」について
3 「そんなので決めないでくれ」と言う―死の自己決定、代理決定について
4 一九七〇年―闘争×遡行の開始
インターミッション 障害者運動に賭けられたもの―市野川容孝との対話
5 生命の科学・技術と社会:覚え書き
6 未知による連帯の限界―遺伝子検査と保険
7 遠離・遭遇―介助について
8 闘争と遡行
9 高橋修一九四八〜一九九九

著者紹介

立岩 真也 (タテイワ シンヤ)  
1960年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)