• 本

地中海世界 ギリシア・ローマの歴史

講談社学術文庫 2597

出版社名 講談社
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-06-518344-1
4-06-518344-8
税込価格 1,012円
頁数・縦 211P 15cm

商品内容

要旨

キリスト教的東西ヨーロッパ文明も、イスラム的西アジア文明も、地中海世界を母胎とし、その崩壊と転成の中から生まれた。紀元前二千年紀のミケーネ文明から、アテネとスパルタが覇権を争ったペロポネソス戦争を経て、異民族を巧みに支配したローマ帝国の興隆と没落まで、二〇〇〇年の歴史を一貫した大きな視座から追究する意欲作。

目次

第1章 地中海世界に何を問うか
第2章 東地中海世界と古典ギリシア
第3章 ギリシア=ポリスの成立
第4章 ポリスの発展と衰退
第5章 ローマの発展
第6章 ローマ帝国の支配構造
第7章 ローマ帝国の支配のイデオロギー
第8章 ローマ帝国の衰亡

おすすめコメント

古代ギリシアとローマを、ひとつの世界の一貫した歴史として追及。現在の西半球の文明のすべては、地中海世界を母胎として生まれた。

著者紹介

弓削 達 (ユゲ トオル)  
1924年、東京生まれ。東京商科大学(現・一橋大学)卒業。東京大学教養学部教授、フェリス女学院大学学長等を歴任。2006年没。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)