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世界史としての第一次世界大戦

宝島社新書 563

出版社名 宝島社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-299-00239-6
4-299-00239-3
税込価格 1,210円
頁数・縦 346P 18cm

商品内容

要旨

日本人の多くは第二次世界大戦には興味があっても、第一次世界大戦にはほとんど興味を示さない。しかし現在、ポピュリズムの台頭、グローバリズムの限界、ナショナリズムの隆盛と、世界は第一次世界大戦の前夜に非常に似てきた。今こそ日本人も、第一次世界大戦を再検証すべき時が来ているのではないか。第一次世界大戦では、少なくとも軍関係で八五〇万人、さらに民間人を加えると一六〇〇万人が亡くなったと言われる。本書では、ここ数年の最先端の研究を踏まえて、各専門家に第一次世界大戦を分析してもらった。世界が変わりつつある今こそ知っておきたい現代史である。

目次

第1章 第一次世界大戦史(大戦史 第一次世界大戦とは何だったのか?
通説ではわからない!第一次世界大戦の原因を読み解く
多大な影響を与えた日本にとっての第一次世界大戦)
第2章 現代を読み解く鍵としての第一次世界大戦(シギント(電子諜報)の誕生と発達を生み出した第一次世界大戦のスパイ活動
グローバリゼーションの失敗を読む 第一次世界大戦と現代
ポピュリズムとナショナリズム 一九一〇年代と現在共通する3つのリスク)
第3章 時代を変えた第一次世界大戦(フロイト、ユング、アドラー 第一次世界大戦が心理学者に与えた影響
急速に進んだ女性の社会進出と第一次世界大戦)

出版社・メーカーコメント

日本人の多くは第二次世界大戦には興味があっても、第一次世界大戦にはほとんど興味を示さない。しかし現在、ポピュリズムの台頭、グローバリズムの限界、ナショナリズムの隆盛と、世界は第一次世界大戦の前夜に非常に似てきた。今こそ日本人も、第一次世界大戦を再検証すべき時が来ているのではないか。第一次世界大戦では、少なくとも軍関係で850万人、さらに民間人を加えると1600万人が亡くなったと言われる。本書では、ここ数年の最先端の研究を踏まえて、各専門家に第一次世界大戦を分析してもらった。世界が変わりつつある今こそ知っておきたい現代史である。