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文化表象としての村上春樹 世界のハルキの読み方

出版社名 青弓社
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-7872-9251-3
4-7872-9251-X
税込価格 3,300円
頁数・縦 324P 21cm

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商品内容

要旨

フランスやイギリス、イタリア、アメリカ、台湾、日本の研究者が、それぞれの社会的・文化的な背景をもとに、主要な村上作品の新たな読み方やアダプテーションの諸相を照らし出す。「ムラカミハルキ」という文化表象に多角的に迫る国際シンポジウムの成果。

目次

第1部 翻訳・比較文学から見る村上春樹(「影」の不変的な重要性―永井荷風『すみだ川』から村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』まで
翻訳に内包される異国性―村上春樹『中国行きのスロウ・ボート』
村上春樹における図書館―異界、自己形成、手仕事としての創作
村上春樹、旅に出る(その2)夢はどこへ向かうのか?―村上春樹とイスマイル・カダレ)
第2部 村上春樹における表象―現実・社会・物語(グローバル時代のトラベルライティング―村上春樹の紀行文
教材としての『鏡』―語ることによる再生
村上春樹文学に漂う「死」のにおい―夏目漱石文学の継承
震災の内側と外部をつなぐもの―「白樺」派から村上春樹へ
村上春樹の森
古川日出男による村上春樹リミックス
『神の子どもたちはみな踊る』再読―「あなたは誰?」意識の転換
サバイバーズ・ギルトとパラレルワールド―国語教科書と村上春樹)
第3部 映像との親和性と乖離(村上春樹は、なぜ映画脚本家にならなかったか
“見果てぬ”『ノルウェイの森』
短篇という時間性―村上春樹と映画
本のなかのスクリーン―村上春樹作品における映画に関する言及の考察
「やみくろ」はどのように表象されるのか―『神の子どもたちはみな踊る』におけるフィルム・アダプテーション)
第4部 文化コミュニケーションのなかの村上春樹(村上春樹と「小説家のコミットメント」
一九七九年の村上春樹
村上春樹は台湾でどのように受け入れられたのか
情報・宗教・歴史のif―村上春樹『1Q84 BOOK3』論)

著者紹介

石田 仁志 (イシダ ヒトシ)  
東洋大学文学部教授。専攻は日本近現代文学
ベシュレール,アントナン (ベシュレール,アントナン)   Bechler,Antonin
ストラスブール大学日本学科准教授。専攻は日本現代文学、日本現代サブカルチャー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)