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絵はがきの時代

増補新版

出版社名 青土社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-7917-7241-4
4-7917-7241-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 317P 19cm
シリーズ名 絵はがきの時代

商品内容

要旨

近代の視覚技術を集大成したメディアとしての絵はがき。その誕生から、旅行と蒐集、消印と投函、ピンポンとの意外な関係、爆発的日本ブームまで。手彩色、透かし絵、3Dなど稀少品の数々を紹介しながら世界の絵はがき史をふりかえり、メディアと身体との関係に新たな光を投げかける。待望の増補新版。

目次

漏らすメディア
絵はがきの中へ
旅する絵はがき
アルプスからの挨拶
あらかじめ失われる旅
わたしのいない場所
透かしは黄昏れる
セルロイドエイジ
一枚の中の二枚
カードとディスプレイ
ミカドとゲイシャの国
カール・ルイスの手紙
シカゴみやげ
洪水と余白
色彩と痕跡
画鋲の穴
キルヒナーの女たち

著者紹介

細馬 宏通 (ホソマ ヒロミチ)  
1960年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(動物学)。現在、早稲田大学文学学術院教授。ことばと身体動作の時間構造、視聴覚メディア史を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)