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ビールの自然誌

出版社名 勁草書房
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-326-75056-6
4-326-75056-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 273P 20cm

商品内容

要旨

切っても切れない関係の人類とビール。もはやビールは普遍的な文化そのものなのだ。古代の醸造法へ、人気のクラフトビールへ、著者二人があるときは史料を読みこみ、あるときは世界中を旅して迫っていく。ビールのことなら人類誕生前から現代社会まで、科学的解説とともにお届けする、面白くて意外なお話たちのはじまりはじまり。

目次

1 穀物と酵母―太古以来の名コンビ(ビール、自然、そして人間
古代のビール
醸造の歴史
ビール呑みの文化)
2 (ほぼ)当てはまるビール原論(ビールも分子でできている

大麦
酵母
ホップ)
3 快楽の科学(発酵
ビールと五感
ビール腹
ビールと脳)
4 ビール造りのフロンティア今昔(ビールの系統樹
ビール復活請負人たち
ビール造りの未来)
解説 枝葉を広げるクラフトビール―ドレスデンの街角から(吉澤和徳)

おすすめコメント

ビールという扉の先に、こんな豊穣な世界が広がっていたなんて。人も動物も歴史も自然科学も泡まみれにして惹きつけるビールに乾杯!

著者紹介

デサール,ロブ (デサール,ロブ)   DeSalle,Rob
分子系統学者。アメリカ自然史博物館サックラー比較生物研究所の学芸員で、微生物学研究のプログラムを担当している
タッターソル,イアン (タッターソル,イアン)   Tattersall,Ian
古生物学者。アメリカ自然史博物館人類学部門の名誉学芸員
ニキリンコ (ニキリンコ)  
翻訳家
三中 信宏 (ミナカ ノブヒロ)  
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農業環境変動研究センター専門員および東京農業大学農学部客員教授。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。博士(農学、東京大学)。専門は進化生物学・生物統計学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)