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「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史

幻冬舎新書 な−26−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-344-98582-7
4-344-98582-6
税込価格 968円
頁数・縦 259P 18cm

商品内容

要旨

戦争で親を失い路上生活を強いられ、「駅の子」「浮浪児」などと呼ばれた戦争孤児。飢えと寒さ。物乞いや盗み。戦争が終わってから始まった闘いの日々。しかし、国も周囲の大人たちも彼らを放置し、やがては彼らを蔑み、排除するようになっていった。「過去を知られたら差別される」「思い出したくない」と口を閉ざしてきた「駅の子」たちが、80歳を過ぎて、初めてその体験を語り始めた。「二度と戦争を起こしてほしくない」という思いを託して―戦後史の空白に迫り大きな反響を呼んだNHKスペシャル、待望の書籍化。

目次

プロローグ―たった70年前、ここに孤児たちがいた
第1部 戦争が終わって闘いが始まった―焼け野原に放置された「駅の子」(神戸空襲で「駅の子」になった―内藤博一さん
上野駅で見た地獄―金子トミさん
孤児の保護施設・板橋養育院の悲劇
学童疎開の犠牲者―渡辺喜太郎さん
引き揚げ孤児の悲劇―瀬川陽子さん
路上生活で視力も失う―小倉勇さん
「戦争孤児」の保護を後回しにした国
奮闘した民間の保護施設―1000人の子どもを保護した愛児の家
「靖国の遺児」と呼ばれた子どもたち)
第2部 嫌われていった「駅の子」―復興から取り残され、やがて忘れられ(対策を指示したGHQ
始まった強制収容「狩り込み」
檻に閉じ込められた戦争孤児―伊藤幸男さん
復興から取り残されていく「駅の子」
路上で野良犬のように扱われる―山田清一郎さん
社会に逆らって生きると決めた―小倉勇さん
転落していった子どもたち
日本を去った戦争孤児―伊藤幸男さん
「駅の子」たちのいま)
エピローグ―取材を終えて

おすすめコメント

戦争で親を失い路上生活を強いられ、「駅の子」「浮浪児」などと呼ばれた戦争孤児。飢えと寒さ。物乞いや盗み。戦争が終わってから始まった闘いの日々。しかし、国も周囲の大人たちも彼らを放置し、やがては彼らを蔑み、排除するようになっていった。「過去を知られたら差別される」「思い出したくない」と口を閉ざしてきた「駅の子」たちが、80歳を過ぎて、初めてその体験を語り始めた。「二度と戦争を起こしてほしくない」という思いを託して――戦後史の空白に迫り大きな反響を呼んだNHKスペシャル、待望の書籍化。

著者紹介

中村 光博 (ナカムラ ミツヒロ)  
1984年、東京都生まれ。2010年、東京大学公共政策大学院修了後、NHK入局。大阪放送局報道部、ニュースウオッチ9、国際番組部などを経て、現在、社会番組部ディレクター。「クローズアップ現代+」や「NHKスペシャル」などを制作。主な担当番組に「NHKスペシャル」の「都市直下地震 20年目の警告」、「“駅の子”の闘い―語り始めた戦争孤児」(2018年度ギャラクシー賞・選奨受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)