• 本

リーダーとして覚えておいてほしいこと

出版社名 PHP研究所
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-569-84652-1
4-569-84652-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 158P 20cm

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要旨

歴代のプロ野球監督の中でもっとも「名将」と呼ぶにふさわしい人物を問われた時に、かなり多くの人が、故・野村克也氏の名前を挙げるのではないだろうか。4球団の監督を務め、低迷にあえぐ球団を優勝・日本一に導き、選手を立ち直らせ、育て上げる手腕は「野村再生工場」と呼ばれ、高く評価された。本書では、2020年2月11日に惜しまれつつこの世を去った野村克也元監督が、プロ野球監督としての豊富な経験をもとに、多彩なエピソードとともに独自のリーダー論、人材育成論を披露している。「信用はしても信頼はしない」「固定観念や自己顕示欲を捨てる」「無視・賞賛・非難で育てる」など、野村元監督が自ら体得した教訓の数々は、野球界やスポーツ界にとどまらず、企業をはじめとするあらゆる組織のリーダーに貴重なヒントを与えてくれる。著者の野村克也氏は、1954年にテスト生として南海ホークス(現・ソフトバンク)に入団。以後、戦後初の三冠王に輝くなど球界を代表する捕手として活躍した。監督としては南海の選手兼任監督に始まり、ヤクルト、阪神、楽天の他、社会人野球のシダックスを率いた。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2020年4月3日]

商品内容

要旨

「戦略・戦術の実行」「データの活用」だけでは強いチームはつくれない。忘れ難いエピソードで、名将の思想の神髄を知る。

目次

第1章 リーダーの心得と思想(人間は何のために生きているかを考えよ
指導者の「5条件」と「5タイプ」
「信用」はしても「信頼」はしない ほか)
第2章 人を育て、人を活かす(「失敗」と書いて「せいちょう」と読む
固定観念は悪、先入観は罪
無視、賞賛、非難 ほか)
第3章 組織と戦略(監督の仕事とは、「見つける」「生かす」「育てる」だ
適材適所は能力に勝る
「戦略」と「戦術」を混同するな ほか)

おすすめコメント

「部下が”雑な気持ち”を起こさないために」「固定観念は悪、先入観は罪」……印象深いエピソードとともに指導者の要諦を説く。

著者紹介

野村 克也 (ノムラ カツヤ)  
1935年、京都府生まれ。峰山高校を卒業後、54年にテスト生として南海ホークスに入団。65年に戦後初の三冠王に輝くなど、球界を代表する捕手として活躍。70年より選手兼監督に。ロッテ、西武と移り、80年のシーズンを最後に引退。通算657本塁打は歴代2位。90年よりヤクルト監督。弱小球団を3度の日本一に導いた。阪神監督、社会人野球・シダックス監督、楽天監督を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)