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花街と芸妓・舞妓の世界 継がれゆく全国各地の芸と美と技

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-416-51833-5
4-416-51833-1
税込価格 6,600円
頁数・縦 271P 26cm

商品内容

要旨

全国各地の花街とそこに生きる芸妓・舞妓、職人たち。「もてなしのプロフェッショナル」が伝えゆく伝統の世界。

目次

花街という世界(おもてなしという「芸」―芸事と歓待のプロフェッショナル
花街とはどんな場所か―芸妓の稼業を成立させる諸条件 ほか)
京都五花街(祇園甲部―祇園社の門前に興隆した町
宮川町―芝居町として生まれた情緒ある町 ほか)
芸妓・舞妓のよそおいとそれを支える職人技(舞妓のよそおい
芸妓のよそおい ほか)
東京の花街(葭町―芸者発祥の地
新橋―進取の気風あるモダンな街 ほか)
全国の花街(盛岡(岩手県盛岡市)―河川と舟運で栄えた城下町
七日町(山形県山形市)―紅花と商業で栄えた宿場町 ほか)

おすすめコメント

全国各地の花街とそこに生きる芸妓や舞妓、それを支える職人たちの「いま」を、歴史や文化、芸能などさまざまな観点から紹介する。

著者紹介

松田 有紀子 (マツダ ユキコ)  
博士(学術)。立命館大学大学院一貫制博士課程満期退学。現在、国立民族学博物館外来研究員。専門は歴史人類学
田中 圭子 (タナカ ケイコ)  
博士(学術)。明治学院大学卒業。ロンドン大学SOAS大学院修了、立命館大学大学院一貫制博士課程満期退学。現在、東京都教育庁文化財調査担当学芸員、明治学院大学文学部非常勤講師。専門は日本美術史
山本 真紗子 (ヤマモト マサコ)  
博士(学術)。立命館大学大学院一貫制博士課程修了。現在、京都市立芸術大学芸術資源研究センター・非常勤研究員、立命館大学・授業担当講師、京都精華大学・阪南大学非常勤講師。専門は日本文化史
片山 詩音 (カタヤマ シオン)  
名古屋大学大学院文学研究科人文学専攻博士課程前期課程修了。専門は日本音楽。日本伝統芸能や民俗音楽における演奏者について胡弓を中心に研究する
溝縁 ひろし (ミゾブチ ヒロシ)  
写真家。1949年香川県生まれ。千葉工業大学卒業。1980年写真事務所『PHOTO‐HOUSEぶち』設立。1994年JPS関西展運営委員長を務める。2000年と2002年、キルギス国立博物館で写真展。またアメリカ、ドイツ、ロシアでも国際交流写真展を開催。四国八十八カ所、西国、坂東、秩父の日本百観音霊場など様々なテーマに取り組む。また京都の四季や祭、花街をライフワークとして撮影し続けている。日本写真家協会会員。四国霊場会公認先達(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)