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沖縄を世界軍縮の拠点に 辺野古を止める構想力

岩波ブックレット No.1022

出版社名 岩波書店
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-00-271022-8
4-00-271022-X
税込価格 682円
頁数・縦 79P 21cm

商品内容

要旨

辺野古新基地建設の日米政府合意から14年、トランプ大統領の登場や米朝対話など、日本を取り巻く安全保障環境は確実に変動している。今こそ「軍事の要石」から「軍縮の要石」へ、沖縄が国連の「軍縮アジェンダ」を推進する拠点となるべきだ。さらに技術面や環境面など、さまざまな観点からの知力を集結して「辺野古の不可能性」を論じる。

目次

基調講演 「軍事の要石」からの脱却を求めて―米中対立の狭間の沖縄
報告1 軟弱地盤問題の意味するところ
報告2 環境問題でつながる沖縄と世界 成果と課題
報告3 海洋保護区と米軍基地―ディエゴガルシアを事例に
報告4 トランプのアメリカ―朝鮮半島と日米関係をめぐって

著者紹介

豊下 楢彦 (トヨシタ ナラヒコ)  
元関西学院大学教授。国際政治論・外交史
北上田 毅 (キタウエダ ツヨシ)  
元土木技術者。沖縄平和市民連絡会。高江ヘリパッド建設反対運動・辺野古新基地建設反対運動等に参加
吉川 秀樹 (ヨシカワ ヒデキ)  
文化・応用人類学。沖縄生物多様性ネットワーク事務局長、ジュゴン保護キャンペーンセンター国際担当
大城 尚子 (オオシロ ショウコ)  
沖縄国際大学沖縄環境研究所研究支援助手、同大学非常勤講師
豊田 祐基子 (トヨダ ユキコ)  
共同通信社特別報道室次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)