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親と死別した子どもたちへ ネバー・ザ・セイム悲嘆と向き合い新しい自分になる

出版社名 佼成出版社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-333-02819-1
4-333-02819-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 340P 19cm

商品内容

目次

第1章 感情―悲嘆の段階説は忘れよう
第2章 わたしの経験は普通だったか?
第3章 失ったのは、親だけではなかった
第4章 まわりのひとたちは、あなたの悲嘆にどう影響したか
第5章 あなたはどんな子どもだったか?
第6章 子どものレジリエンスについて私たちが知っていること―親と死別した子どもの強さと弱さと困難
第7章 子ども時代の親との死別はいまのあなたにどう影響しているか
第8章 親の死に向き合うために、いまあなたにできること
第9章 十の実用的な提案
付録 研究の限界―研究成果について読むときに、何を信じて良いか知る方法

おすすめコメント

親を亡くした悲しみを抱える子どもたちがその後の人生を歩んでいくためには、その死別体験とどのように向き合えばよいのか。アメリカのグリーフケア施設の責任者を長く務めた著者が、臨床現場での事例を紹介しながら提言する。

著者紹介

シャーマン,ドナ (シャーマン,ドナ)   Schuurman,Donna
1954年8月1日生まれ。1990年にノーザンイリノイ大学(Northern Illinois University)にてカウンセリングを専攻し博士号を、また、ウィートン大学グラデュエイト・アドミッションズ(Wheaton Graduate School)にてコミュニケーションを学び修士号を取得している。死別後の悲嘆感情を抱える幼少期や10代の子どもたち、また、その家族のためのピアサポートプログラムを提供する世界ではじめての施設ダギー・センターのエグゼクティブディレクターを務めるほか、教育者、カウンセラー、死生学者の専門家が集まる、死生学とカウンセリング学会の理事会メンバーでもある。ダギー・センターのエグゼクティブディレクターを1987年から29年間務め、2016年には大切な人との死別を経験した子どもたちへのグリーフケアにおけるこれまでのダギー・センターの努力を、国内外へ広め伝える役割を担う上級ディレクターに就任した
西尾 温文 (ニシオ アツフミ)  
1954年秋田県生まれ。早稲田大学法学部卒業、立教大学大学院現代心理学研究科臨床心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学。現在、順天堂大学医学部附属順天堂医院がん治療センター心理士、順天堂大学医学部緩和医療学研究室協力研究員、一般社団法人エッグツリーハウス代表理事、武蔵野カウンセリングルーム代表、上智大学グリーフケア研究所非常勤講師。公認心理師、臨床心理士
松下 弓月 (マツシタ ユズキ)  
1980年東京都生まれ。真言宗僧侶。臨床心理士・公認心理師。国際基督教大学教養学部卒業。現在、福生山宝善院副住職、東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士後期課程在籍中。共愛学園前橋国際大学・多摩大学・神奈川県立衛生看護専門学校非常勤講師。専門は臨床心理学
島薗 進 (シマゾノ ススム)  
1948年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科宗教学宗教史学専攻博士課程単位取得。東京大学教授を経て、上智大学グリーフケア研究所所長、同大学院実践宗教学研究科委員長、東京大学名誉教授。専門は宗教学・宗教社会学・死生学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)