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日中戦後外交秘史 1954年の奇跡

新潮新書 855

出版社名 新潮社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-10-610855-6
4-10-610855-0
税込価格 858円
頁数・縦 233P 18cm

商品内容

要旨

一九五四年十月三十日の夜。一人の中国人女性が羽田空港に降り立った。当時の日本にとって、数万人の残留邦人の引き揚げは急務。一方、建国したばかりの中国は、西側諸国との関係を築くための突破口を探していた。まだ日中に国交がない時代、綱渡りの外交の主人公を務めたのが女傑、李徳全だった。その滞在中の言動は行く先々で熱狂と波紋を呼び、両国間に奇跡が―戦後史の中に埋もれていた秘話を丹念に掘り起こす。

目次

第1章 日本人の引き揚げと赤十字(六六二万人の引き揚げ
不安定だった新中国 ほか)
第2章 冷戦下の日中のかけひき(サンフランシスコ講和条約
トロント会議でもつれないまま ほか)
第3章 手渡された「戦犯名簿」(「日本の土さえ踏めば、すなわち勝利」
羽田に到着した先発隊 ほか)
第4章 一四日間の滞在が残したもの(北京からの援護射撃
吉田茂の外遊 ほか)

おすすめコメント

一九五四年十月三十日の夜。一人の中国人女性が羽田空港に降り立った。当時の日本にとって、数万人の残留邦人の引き揚げは急務。一方、建国したばかりの中国は、西側諸国との関係を築くための突破口を探していた。まだ日中に国交がない時代、綱渡りの外交の主人公を務めたのが女傑、李徳全だった。その滞在中の言動は行く先々で熱狂と波紋を呼び、両国間に奇跡が――戦後史の中に埋もれていた秘話を丹念に掘り起こす。

著者紹介

加藤 徹 (カトウ トオル)  
1963(昭和38)年東京都生まれ。明治大学法学部教授。87年東京大学文学部中国語中国文学科卒業、93年同大学院博士課程単位取得満期退学。著書に『京劇』(サントリー学芸賞)など
林 振江 (ハヤシ シンコウ)  
1967(昭和42)年生まれ。明治大学特任補佐、北京大学日本研究センター常務理事。北京大学に留学し、2001年国際関係学で博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)