東京に厄神を放とうとする『凶星』のリーダーは別の人物だった。小春は黒幕に辿り着くと同時に捕らえられ、軟禁されてしまう。その事実を知った澪人は動揺するが、小春への若宮の加護を信じ、厄神が封じられている日比谷神社へと向かう。だがまさにその時、不思議な少年千歳は厄神を解放しようとしていた―。千歳が抱えていた悲しい過去、そして事件の真相とは？涙誘う感動のラストが待ち受ける、東京出張編完結巻！