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大岡信『折々のうた』選 詩と歌謡

岩波新書 新赤版 1815

出版社名 岩波書店
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-00-431815-6
4-00-431815-7
税込価格 858円
頁数・縦 209P 18cm
シリーズ名 大岡信『折々のうた』選

商品内容

要旨

俗なものと退けられること久しかった歌謡。「折々のうた」の魅力は、そうした名もなき作者の流行歌と、文学史上に名を残す作者の詩歌を隣り合せ、連綿とつらねる面白みにある。その連なりが大岡信自身の詩でもあった。「うたげ」に合す意志と「孤心」に還る意志と。二つの意志のせめぎ合いから生まれる豊饒なる詩歌の世界。

目次

歌謡―うたげの余韻
詩―孤心へ向かって

おすすめコメント

俗なものと退けられ不遇をかこつこと久しかった歌謡。「折々のうた」の魅力は、そうした名もなき作者の流行歌と、文学史上に名を残す作者の詩歌を隣り合せ、連綿とつらねる面白みにある。また、その連なりが大岡信の詩でもあった。「うたげ」に合す意志と「孤心」に還る意志と。二つの意志のせめぎ合いから生まれる豊穣なる詩歌の世界。

著者紹介

蜂飼 耳 (ハチカイ ミミ)  
1974年神奈川県生まれ。詩人・作家。詩集『いまにもうるおっていく陣地』(紫陽社)で中原中也賞、『食うものは食われる夜』(思潮社)で芸術選奨新人賞、『顔をあらう水』(思潮社)で鮎川信夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)