現代精神医学原論 新装版
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2020年3月 |
ISBNコード |
978-4-622-08913-1
(4-622-08913-0) |
税込価格 | 8,140円 |
頁数・縦 | 451,24P 21cm |
シリーズ名 | 現代精神医学原論 |
商品内容
要旨 |
現代精神医学においては「生物・心理・社会モデル」の理念をはじめ、操作的診断基準、精神薬理学、認知行動療法など、20世紀の後半から興隆し、今日ではもはやメインストリームとも言うべき流れが、多くの場面で存在する。そのなかで当然のごとく用いられている概念を根源的に再検証するために、ナシア・ガミーは精神医学者・ヤスパースの『精神病理学総論』(1913)に立ち戻り、精神医学の現状を理解するための理論を組み立ててゆく。ヤスパースの時代から今日に至るまでの精神医学史、その断層を埋めるように論じられる実践的各論は、ただの治療マニュアルにない思索に満ちている。病とは何か、心とは何か、そして精神医学とは何か。米国精神医学界の若き知性による、新世紀の『精神病理学総論』と呼ぶにふさわしい快著である。 |
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目次 |
第1部 理論編 臨床医は何を考えているのか、そしてそれはなぜか(現状―教条主義、生物・心理・社会モデル、そしてそれに代わるもの |