レイシズム
講談社学術文庫 2570
出版社名 | 講談社 |
---|---|
出版年月 | 2020年4月 |
ISBNコード |
978-4-06-519387-7
(4-06-519387-7) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 221P 15cm |
レイシズム
講談社学術文庫 2570
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2020年4月 |
ISBNコード |
978-4-06-519387-7
(4-06-519387-7) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 221P 15cm |
0100000000000034056995
4-06-519387-7
レイシズム
ルース・ベネディクト/〔著〕 阿部大樹/訳
講談社
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BK
出版社・メーカーコメント
日本人論の「古典」として読み継がれる『菊と刀』の著者で、アメリカの文化人類学者、ルース・ベネディクトが、1940年に発表し、今もロングセラーとなっている RACE AND RACISMの新訳。ヨーロッパではナチスが台頭し、ファシズムが世界に吹き荒れる中で、「人種とは何か」「レイシズム(人種主義)には根拠はあるのか」と鋭く問いかけ、その迷妄を明らかにしていく。「レイシズム」という語は、本書によって広く知られ、現代まで使われるようになった。「白人」「黒人」「黄色人種」といった「人種」にとどまらず、国家や言語、宗教など、出生地や遺伝、さらに文化による「人間のまとまり」にも優劣があるかのように宣伝するレイシストたちの言説を、一つ一つ論破してみせる本書は、70年以上を経た現在の私たちへの警鐘にもなっている。訳者は、今年30歳の精神科医で、自らの診療体験などから本書の価値を再発見し、現代の読者に広く読まれるよう、平易な言葉で新たに訳し下ろした。グローバル化が急速に進み、社会の断絶と不寛容がますます深刻になりつつある現在、あらためて読みなおすべきベネディクトの代表作。