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久保利明の四間飛車

出版社名 日本将棋連盟
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-8399-7298-1
4-8399-7298-2
税込価格 2,706円
頁数・縦 247P 21cm

商品内容

要旨

「原点の将棋」佐藤康光戦から若き天才に四間飛車をぶつけた藤井聡太戦まで久保四間飛車の軌跡を辿る、記念碑的一冊。

目次

第1部 自戦記編(第22期棋王戦挑戦者決定トーナメント 平成8年6月24日 対佐藤康光八段―原点の将棋
第84期棋聖戦決勝トーナメント 平成25年2月21日 対森内俊之名人―相穴熊の積極策
第73期A級順位戦 平成26年7月18日 対三浦弘行九段―4‐3戦法からの急戦
第56期王位戦予選 平成26年10月10日 対淡路仁茂九段―師弟戦は昔の将棋
第65期王将戦二次予選 平成27年9月10日 対豊島将之七段―後手番藤井システム ほか)
第2部 棋譜解説編(第71期順位戦B級1組 平成25年3月14日 対行方尚史八段―端攻めを逆用する受け
第34回JT杯将棋日本シリーズ準決勝 平成25年10月12日 対丸山忠久九段―流れるようなさばき
第63期王将戦挑戦者決定リーグ戦 平成25年10月28日 対郷田真隆九段―追い込みに失敗
第72期A級順位戦 平成25年11月13日 対渡辺明竜王―またも4‐3戦法で勝ち切れず
第7回朝日杯将棋オープン戦二次予選 平成25年11月29日 対丸山忠久九段―久保流のさばき ほか)

おすすめコメント

本書は「さばきのアーティスト」こと久保利明九段の四間飛車を集めた実戦集です。「第1部 自戦記編」が12局、「第2部 棋譜解説編」が39局で合計51局。久保振り飛車の原点といえるノーマル四間飛車から、藤井システム調の急戦含み、さらには角道オープン型と、進化を続ける久保利明の四間飛車を時系列に沿って紹介しました。解説には振り飛車党ならずとも覚えておきたい心得が盛りだくさん。「さばきの極意」がこの一冊にギュッと詰まっていますので、ぜひご一読いただきたいと思います。

著者紹介

久保 利明 (クボ トシアキ)  
1975年8月27日生まれ。兵庫県加古川市の出身。4歳のとき、のちの師匠となる淡路仁茂九段に王将1枚(19枚落ち)から将棋を教わる。1986年、6級で奨励会入会。1993年4月、四段昇段。2003年4月、順位戦でA級昇級により八段昇段。2009年3月、第34期棋王戦で佐藤康光棋王を破り、初タイトル獲得(3連覇)。2010年3月、第59期王将戦で羽生善治王将を破り、二冠となる(2連覇)。2010年3月、第35期棋王戦で防衛を果たし、タイトル獲得3期により九段昇段。2017年3月、第66期王将戦で郷田真隆王将を破り、王将に復位(2連覇)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)