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最愛の子ども

文春文庫 ま20−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-16-791488-2
4-16-791488-3
税込価格 803円
頁数・縦 239P 16cm

商品内容

要旨

“パパ”日夏、“ママ”真汐、“王子”空穂。それぞれのかかえる孤独ゆえに、家族のように親密な三人の女子高校生。同級生の「わたしたち」の見守る中、愛も性も手探りの三人の関係はしだいに揺らぎ、変容してゆく。家族、少女、友愛といった言葉の意味を新たにする、時代を切り開く作家が到達しえた傑作。

著者紹介

松浦 理英子 (マツウラ リエコ)  
1958年、愛媛県生まれ。青山学院大学文学部卒業。78年、「葬儀の日」で第47回文學界新人賞を受賞しデビュー。94年、『親指Pの修業時代』で女流文学賞、2008年、『犬身』で読売文学賞、17年、『最愛の子ども』で泉鏡花文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)