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Pythonで学ぶ線形代数学

出版社名 オーム社
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-274-22533-8
4-274-22533-X
税込価格 3,520円
頁数・縦 327P 24cm

商品内容

目次

準備
数学の基礎とPythonによる表現
線形空間と線形写像
基底と次元
行列
行列の基本変形と不変量
内積とフーリエ展開
固有値と固有ベクトル
ジョルダン標準形とスペクトル集合
力学系
線形代数の応用と発展

おすすめコメント

Pythonを使って線形代数学を見える化して学ぼう!本書は、大学初年次に学ぶ基礎数学科目の一つであり、具体的なところでは機械学習やコンピュータグラフィックス、ゲームプログラミングなどの基礎となる線形代数を、Pythonを使って学ぶものです。線形代数は、微分・積分とならび基礎的な数学の一つですが、ふつうに勉強するとベクトル・行列計算が面倒くさく、また定義や概念が多く抽象的な表現も多いため、なかなか理解しづらい学問といえます。そこで本書は、Pythonによるプログラミングを用いて以下の工夫を施すことで、よりわかりやすく、またビジュアルにベクトルを見るなどの体験を通して、線形代数を学べるようにまとめたものです。1)2次元平面や3次元空間のベクトルを視覚的に表現する2)関数をグラフ化することで、ベクトル計算の意味を理解しやすくする3)面倒なベクトルや行列の計算をプログラミングで表現する4)手計算では不可能な高次の線形計算を、具体的なデータ(音や画像)を用いて表現する5)通常の教科書の演習問題レベルの計算問題をプログラミングによる数式処理で求める

著者紹介

塚田 真 (ツカダ マコト)  
1976年東京工業大学理学部情報科学科卒業。1978年東京工業大学大学院理工学研究科情報科学専攻修士課程修了。1996年東邦大学理学部情報科学科教授。現在、東邦大学名誉教授。理学博士(東京工業大学)。専門分野、函数解析学、情報数学
金子 博 (カネコ ヒロシ)  
1970年東京大学理学部地質鉱物学科卒業。1972年東京工業大学大学院理工学研究科数学専攻修士課程修了。1972年日本電信電話公社(現NTT)。1993年東邦大学理学部情報科学科教授。現在、東邦大学名誉教授。工学博士(東京工業大学)。専門分野、画像処理、パターン認識、応用確率論、統計学
小林 〓治 (コバヤシ ユウジ)  
1968年東北大学理学部数学科卒業。1970年東北大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了。1972年京都大学大学院理学研究科数学専攻博士課程退学。1990年東邦大学理学部情報科学科教授。現在、数学・ゲーム工房代表。理学博士(広島大学)。専門分野、代数学、アルゴリズム論、数式処理、組合せゲーム
〓橋 眞映 (タカハシ シンエイ)  
1967年新潟大学理学部数学科卒業。1969年新潟大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了。2007年山形大学大学院理工学研究科教授。現在、山形大学名誉教授。理学博士(早稲田大学)。専門分野、函数解析学、実解析学
野口 将人 (ノグチ マサト)  
2001年東邦大学理学部情報科学科卒業。2003年東邦大学大学院理学研究科情報科学専攻修士課程修了。2003年シャープビジネスコンピュータソフトウェア株式会社(現NTTデータSBC)。2015年東邦大学理学部情報科学科非常勤講師。現在、フリーランス、東邦大学理学部情報科学科訪問研究員。エンベデッドシステムスペシャリスト。専門分野、組込みソフトウェア、音楽情報処理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)