• 本

きまぐれ学問所

改版

角川文庫 ほ3−16

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-04-108309-3
4-04-108309-5
税込価格 792円
頁数・縦 274P 15cm
シリーズ名 きまぐれ学問所

商品内容

要旨

「星新一という作家に関して、だれも最初は無知なのだ」―。どの小説も、読者にとって“はじめての星新一”になるとの想定で執筆した著者が、多彩な創作の源泉である読書遍歴を披露する。数多く読んできた「未来論」を紐解くと、今日でも通用する論から、現実と乖離したものまで千差万別。アイデアの発想法、言葉の成り立ち、発明の歴史など、ショートショートの第一人者がテーマ別に本を分析する、かつてない読書エッセイ。

目次

つぎの未来は
ジプシーとは
『文章読本』を読んで
凧のフランクリン
ファシスト人物伝
人生について
エスキモーとそのむこう
老荘の思想
発想法、あれこれ
李白という人
フィナーレ

おすすめコメント

ホシ式学問術の成果、ご一緒にどうぞ。本を読むのは楽しい。乱読して、片端から忘れていくのも楽しいけれど、テーマ別に集中して読めば、もっと楽しい。頭の中でまとまって、会話のネタにも不自由しません。ホシ式学問術の成果、ご一緒にどうぞ。

著者紹介

星 新一 (ホシ シンイチ)  
1926年東京生まれ。東京大学農学部卒。57年日本初のSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参加。68年『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞受賞。ショートショートの第一人者として1001以上の作品を発表した。その他、時代小説、少年小説など多方面で独創性を発揮。著書多数。97年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)