五・一五事件 海軍青年将校たちの「昭和維新」
中公新書 2587
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2020年4月 |
ISBNコード |
978-4-12-102587-6
(4-12-102587-3) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 286P 18cm |
商品内容
文学賞情報 |
2020年
第42回
サントリー学芸賞・思想・歴史部門受賞 |
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出版社・メーカーコメント
昭和恐慌下、民衆が困窮を極める中、政党政治の腐敗を憂える海軍青年将校らが起こした五・一五事件。首相を暗殺し、内大臣邸・警視庁を襲撃、変電所爆破による「帝都暗黒化」も目論んだ。本書は、大川周明、北一輝、橘孝三郎、井上日召ら国家主義者と結合した青年将校たちが、天皇親政の「昭和維新」を唱え、兇行に走った軌跡を描く。事件後、政党内閣は崩壊し軍部が台頭。実行犯の減刑嘆願に国民は熱狂する。昭和戦前、最大の分岐点。