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戦略の創造学 ドラッカーで気づきデザイン思考で創造しポーターで戦略を実行する Perceive,Design,and Execute

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-492-53423-6
4-492-53423-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 267P 21cm

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要旨

「デザイン思考」や、ピーター・ドラッカーのマネジメント論、マイケル・ポーターの競争戦略は有名であり、少なくともその名前は、経営に関わる人であれば目にしているにちがいない。だが、それを現実にイノベーションや経営戦略に活用できているケースは、日本企業には少ないのではないだろうか。本書では、欧米では日本人初のビジネススクール学長を務めた著者が、ビジネスの目的と企業の将来ビジョンを、デザイン思考によるイノベーションに結びつけ、競争戦略に落とし込む手法を、ピーター・ドラッカーやマイケル・ポーターなどの理論や言葉を引きながら論じている。日本社会や日本企業には、「課題解決のための発想」がいたるところにあり、それらは「デザイン思考」に通じるものである。そうした土台があるために、日本企業がデザイン思考を経営戦略に取り入れることは、決して難しいことではない、と説く。著者は、ベルギーのルヴァーン大学経済学部教授、UCLAアンダーソン・マネジメントスクール客員教授等を経て、2000年にカリフォルニア州クレアモントにあるピーター・F・ドラッカー経営大学院教授に就任、09~12年度には学長を務めた。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2020年8月21日]

商品内容

要旨

欧米ビジネススクールではじめての日本人学長によるイノベーションのための戦略論。

目次

なぜ、新しいモデルが必要なのか
ビジネスの目的・使命・ビジョン
観察から洞察へ
顧客にとって新しい「意味」を創る
新しい意味を創る「予備的分析」
共感を生むためのツール「デザイン思考」
世界観と意味
新しい戦略モデルを構築する
戦略構築の土台
どのように目的を達成するのか
どこで目的を達成するのか
共感と未来のマネジメント

おすすめコメント

戦略はドラッカーで気づき、デザイン思考で創り、ポーターで実行・競争する。イノベーティブな戦略の創造法を解説。

著者紹介

山脇 秀樹 (ヤマワキ ヒデキ)  
慶應義塾大学経済学部卒業、同大学大学院経済学修士課程修了。1982年にハーバード大学経済学博士号取得(Ph.D.)。1982年より旧西ドイツ国立ベルリン社会科学研究所上級研究員、1990年よりベルギーのルヴァーン大学経済学部教授。1995年よりカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)アンダーソン・マネジメントスクール客員教授を併任し、2000年よりカリフォルニア州クレアモントにあるピーター・F・ドラッカー経営大学院教授。2006年度より同校副学長、2009〜12年度に学長を務める。欧米のビジネススクールにおける初の日本人学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)