乃木坂46のドラマトゥルギー 演じる身体/フィクション/静かな成熟
出版社名 | 青弓社 |
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出版年月 | 2020年4月 |
ISBNコード |
978-4-7872-7431-1
(4-7872-7431-7) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 258P 19cm |
商品内容
要旨 |
乃木坂46の舞台演劇への傾倒に着目して、アイドルが「演じる」ことの意味を解きほぐし、彼女たちが獲得した「静かな成熟」、それを可能にする社会的なコンテクストを照らし出す文化評論。 |
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目次 |
第1章 AKB48の“影”と演劇への憧憬 |
おすすめコメント
乃木坂46が支持される背景には、どのような社会的な価値観の変化を見いだすことができるのか。アイドルという職能と専門性、〈少女〉とエイジズム、選抜と序列化、個々人のパーソナリティを消費対象にすることで生じる抑圧、理不尽な慣習――。アイドル文化が抱える課題も指摘しながら、乃木坂46がそれらと対峙して獲得した「静かな成熟」、それを可能にする社会的なコンテクストを浮き彫りにする文化評論。