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戦争と平和 2

光文社古典新訳文庫 KAト3−8

出版社名 光文社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-334-75425-9
4-334-75425-2
税込価格 1,210円
頁数・縦 583P 16cm
シリーズ名 戦争と平和

商品内容

要旨

アウステルリッツの戦いで負傷し、奇跡的に帰還したアンドレイが領地に戻った当夜、妻リーザは男子を出産するのだが…。一方のピエールは妻エレーヌの不倫相手ドーロホフに決闘を申し込む。そしてニコライは、そのドーロホフからカードゲームで巨額の借金を負ってしまうのだった…。

おすすめコメント

19世紀初頭のナポレオン戦争の時代を舞台に、ロシア貴族の興亡からロシアの大地で力強く生きる農民まで、国難に立ち向かうロシアの人びとの姿を描いたトルストイの代表作であり、「あらゆる小説の中でもっとも偉大な作品」(モーム)と呼ばれる一大叙事詩。第2巻は、フランス軍のナポレオン、ロシア=オーストリア連合軍のアレクサンドル1世とフランツ2世が戦った「アウステルリッツの戦い(三帝会戦)がハイライト。(全5巻)

著者紹介

トルストイ,レフ・ニコラエヴィチ (トルストイ,レフニコラエヴィチ)   Толстой,Л.Н.
1828‐1910。ロシアの小説家。19世紀を代表する作家の一人。無政府主義的な社会活動家の側面をもち、徹底した反権力的な思索と行動、反ヨーロッパ的な非暴力主義は、インドのガンジー、日本の白樺派などにも影響を及ぼしている。活動は文学・政治を超えた宗教の世界にも及び、1901年に受けたロシア正教会破門の措置は、今に至るまで取り消されていない
望月 哲男 (モチズキ テツオ)  
1951年生まれ。中央学院大学教授、北海道大学名誉教授。ロシア文化・文学専攻。『アンナ・カレーニナ』でロシア文学最優秀翻訳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)