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人生論あなたは酢ダコが好きか嫌いか 女二人の手紙のやりとり

出版社名 小学館
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-09-396548-4
4-09-396548-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 189P 18cm

商品内容

要旨

夫婦とは、愛とは、喧嘩とは、孤独とは、恋とは、生きるとは―いわば酢ダコのようなもの!?悩み、愚痴、怒り―年の差50歳の真剣勝負。

目次

第1章 夫婦について
第2章 世の中について
第3章 人生について
最終章 ふたたび夫婦について
特別付録 人生って何ですか?(佐藤愛子×小島慶子)

出版社・メーカーコメント

愉快痛快!年の差50歳の「真剣」勝負◎佐藤愛子さん曰く「人生論を書くつもりはなかったけれど、図らずも人生論になってしまいました◎小島慶子さん曰く「佐藤さんが下さった最後のお手紙の一節に、私は不覚にも涙が出ました」1923年生まれの佐藤さんと1972年生まれの小島さん。年の差50歳の二人が往復書簡を交わしました。夫婦のこと、生きること、今の時代、書くこと、話すこと、戦うこと……交わされる手紙の内容は実に様々です。「理屈の隘路にハマって呻吟している」小島さんの悩みに、佐藤さんはどう答えたか。佐藤さんが時に厳しく時に優しく返事をし、手紙を重ねるにつれて心の深い部分が赤裸々に綴られ、人生の大切なことが明らかになっていく往復書簡は、たっぷり笑えて、しかも深い感動を呼びます。<夫婦喧嘩の大義は要するに「ウップン晴らし」ですからね。「颱風一過。後は雲ひとつない、ルンルン青い空」が望ましい>(佐藤さん)<佐藤さんは私の愛が深いとおっしゃいます。そうかもしれませんが、だとしたら愛なんてロクなもんじゃないと思います>(小島さん)読後感はルンルン青空。元気がわき出ること請け合いです。

著者紹介

小島 慶子 (コジマ ケイコ)  
1972(昭和47)年生まれ。放送局勤務を経てタレント、エッセイストとして活躍中
佐藤 愛子 (サトウ アイコ)  
1923(大正12)年生まれ。甲南高等女学校卒業。’69年『戦いすんで日が暮れて』で直木賞、’79年『幸福の絵』で女流文学賞、2000年『血脈』の完成により菊池寛賞、’15年『晩鐘』で紫式部文学賞を受賞。’17年春に旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)