山に立つ神と仏 柱立てと懸造の心性史
講談社選書メチエ 727
| 出版社名 | 講談社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2020年5月 |
| ISBNコード |
978-4-06-519899-5
(4-06-519899-2) |
| 税込価格 | 2,145円 |
| 頁数・縦 | 281P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
柱を立てるとはどういう行為だったのか。神を祀り天地の通路を探った古代人の憧憬は、高く太い柱を求め、さらに神仏の近くへと山に分け入る。山中の聖なる岩座に建てられる堂舎は懸造と呼ばれ、人々が観音や権現に伏し、籠もり、修行する拝所となる。山中の岩、窟、湧水に神仏を感じ霊験を求める日本人。形としての山岳建築に、浄所への畏敬と崇拝の心性を読む。 |
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| 目次 |
第1章 遥拝すること・立てること―神を祀る柱 |



おすすめコメント
山や岩に神の座を見る日本人。遙拝し柱を立て神を身近に感じたい心性は、社の心御柱から観音信仰の力を得て山岳の懸造へと形を結ぶ。