鉄路の果てに
出版社名 | マガジンハウス |
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出版年月 | 2020年5月 |
ISBNコード |
978-4-8387-3097-1
(4-8387-3097-7) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 252P 19cm |
商品内容
要旨 |
本棚で見つけた亡き父の「だまされた」というメモ書き。添えられた地図には、75年前の戦争で父が辿った足跡が記されていた。どんな思いで戦地に赴き抑留されたか。なぜ、犠牲にならねばならなかったか。薄れゆく事実に迫るために、韓国・中国・ロシアへ。国は過ちを繰り返す。何度も。これからも。 |
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目次 |
序章 赤い導線 |
おすすめコメント
93歳で大往生した父が遺したメモには、隅の方に小さな文字でこうあった。<だまされた> 昭和17年に陸軍に召集された父は、鉄道連隊に配属され、朝鮮を経由して満州牡丹江へ。敗戦でシベリアに抑留された。日本列島からユーラシア大陸へと広がる地図には、父の動線が赤いサインペンで記されている。父は75年前、どんな思いで西へ西へと向かったのか。鉄路の果てに、父の目に何が映ったか。自分の父親が戦争で経験した道のりを、ノンフィクション作家が辿る。75年前の戦争の意味とは。国家とは。そして今、日本は、世界は、どこに向かっているのか。戦争・国家・自らの原点を見極めるノンフィクション。
出版社・メーカーコメント
93歳で大往生した父が遺したメモには、隅の方に小さな文字でこうあった。<だまされた> 昭和17年に陸軍に召集された父は、鉄道連隊に配属され、朝鮮を経由して満州牡丹江へ。敗戦でシベリアに抑留された。日本列島からユーラシア大陸へと広がる地図には、父の動線が赤いサインペンで記されている。父は75年前、どんな思いで西へ西へと向かったのか。鉄路の果てに、父の目に何が映ったか。自分の父親が戦争で経験した道のりを、ノンフィクション作家が辿る。75年前の戦争の意味とは。国家とは。そして今、日本は、世界は、どこに向かっているのか。戦争・国家・自らの原点を見極めるノンフィクション。