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沖縄米軍基地全史

歴史文化ライブラリー 501

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-642-05901-5
4-642-05901-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

沖縄に米軍基地が集中し、維持されてきたのはなぜか。沖縄戦から現在に至るまでの通史から、米国・日本・沖縄社会が基地をいかに位置付けてきたかを検討。普天間基地移設など、いまだ課題を多く残す問題の淵源に迫る。

目次

「沖縄基地問題」とは何か―プロローグ
沖縄米軍基地の形成―沖縄戦からサンフランシスコ講和へ
沖縄への米軍基地の集中―五〇年代〜六〇年代
米軍基地のさらなる集中と固定化―沖縄返還とその後
普天間・辺野古問題の迷走―冷戦後
「沖縄基地問題」のゆくえ―エピローグ

おすすめコメント

在日米軍基地面積の七割以上が存在する沖縄。なぜ米軍基地が沖縄に集中し、今日まで維持されてきたのか。沖縄戦から現在に至るまでの通史を描き出し、各時期の東アジアの安全保障体制のなかで米国・日本・沖縄社会が基地をいかに位置付けてきたかを検討する。普天間基地移設や日米安保など、いまだ課題を多く残す問題の歴史的淵源を知るための好著。

著者紹介

野添 文彬 (ノゾエ フミアキ)  
1984年、滋賀県に生まれる。2012年、一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、沖縄国際大学法学部准教授、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)