• 本

碧巌の峰

出版社名 春秋社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-393-14436-7
4-393-14436-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 230P 20cm

商品内容

要旨

『碧巌録』全提唱、第五弾!生きてあることの“いのち”の輝きとは。いま、禅が問いかけるもの。

目次

関中の主となる―第五六則「欽山一鏃破三関」
如何なる是れ不揀択―第五七則「趙州至道無難」
唯だ揀択を嫌う―第五八則「趙州時人〓窟」
至道は難きこと無し―第五九則「趙州唯嫌揀択」
〓杖子、乾坤を呑む―第六〇則「雲門〓杖子」
独り寰中に拠る―第六一則「風穴若立一塵」
無作の妙用を発す―第六二則「雲門中有一宝」
南泉斬猫―第六三則「南泉両堂争猫」
草鞋を脱ぎ頭上に載せて出づ―第六四則「南泉問趙州」
向上の人の事―第六五則「外道問仏有無」
厳頭、呵々大笑す―第六六則「厳頭什麼処来」
大士講経しおわんぬ―第六七則「梁武帝請講経」
千古悲風を動かすのみ―第六八則「仰山問三聖」
恁麼ならば即ち去かじ―第六九則「南泉拝忠国師」
却って請う、和尚道え―第七〇則「〓山侍立百丈」
和尚もまた併却ぐべし―第七一則「百丈併却咽喉」
和尚有りや―第七二則「百丈問雲厳」

おすすめコメント

禅の代表的な語録『碧巌録』百則を当代随一の禅僧が提唱。『碧巌の風』『碧巌の海』『碧巌の空』『碧巌の森』に引き続き、第56則から第72則までを熱く語る第5巻。禅の生きざまを求める人々に贈る、爽快にして必読の書。

著者紹介

木村 太邦 (キムラ タイホウ)  
昭和15年、東京生まれ。昭和38年、早稲田大学法学部卒。同年、商社に入社、10年間の営業生活を送る。昭和44年、真人会入会。昭和48年、山田無文老師について得度。同年、祥福僧堂に掛搭。無文老師、河野太通老師に参じる。平成7年、祥龍寺入山。平成16年、祥福寺入山。祥福僧堂師家、祥福寺住職を経て、令和元年、龍門寺入山。現在、龍門寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)