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スタンリー・キューブリック

映画の巨人たち

出版社名 辰巳出版
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-7778-2522-6
4-7778-2522-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 191P 21cm

商品内容

要旨

『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』…時代を超えて観客を魅了する普遍的なテーマと映像の革新性によって、世界映画史にその名を残す巨匠にして異才スタンリー・キューブリック―その作品世界と人物像をさまざまな角度から読み解く!

目次

論考(写真家キューブリック―映画は無数の写真でできている。
完璧と偶然のはざまに
キューブリックとかかわってはいけない
パイと終末―キューブリック映画のスラップスティック
核もモノリスもひとつの同じ真実
意志を持った物語―『2001年宇宙の旅』
SF作家としてのスタンリー・キューブリック
道化・音楽・諷刺―『時計じかけのオレンジ』のキメラ的世界
キューブリックの音を聴く
建築で読み解くキューブリック映画
スタンリー・キューブリックの目ん玉―『シャイニング』におけるパラレル・ワールド
これはキューブリックの映画じゃないんじゃないか―『フルメタル・ジャケット』が描く歴史的固有性
叫びとささやき―『フルメタル・ジャケット』をめぐって
映画の夢が終わる
アイズワイドシャット
『フルメタル・ジャケット』以後と『アイズワイドシャット』以後)
対談 添野知生×柳下毅一郎 意識と無意識―フロイト主義者としてのキューブリック

おすすめコメント

いまだ話題を振りまく映画界の巨匠・キューブリックを語り尽くす一冊。『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』など映画史に残る傑作を生み出した巨匠スタンリー・キューブリックの作品世界を縦横に語り尽くす一冊。キューブリックが亡くなって、すでに20年以上経ちますが、いまだ監督作品、関連作品の上映、映像ソフトの発売などがおこなわれ、映画ファンを中心に大きな注目を集め続けています。【予定構成案】●巻頭アルバム●フィルモグラフィー●対談●論考●キューブリック語録