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新酒番船 文庫書下ろし/長編時代小説

光文社文庫 さ18−71 光文社時代小説文庫

出版社名 光文社
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-334-79034-9
4-334-79034-8
税込価格 726円
頁数・縦 308P 16cm

商品内容

要旨

海次は十八歳。丹波杜氏である父に倣い、灘の酒蔵・樽屋の蔵人見習となったが、海次の興味は酒造りより、新酒を江戸に運ぶ新酒番船の勇壮な競争にあった。番船に密かに乗り込む海次だったが、その胸にはもうすぐ兄と結婚してしまう幼なじみ、小雪の面影が過っていた―。海を、未知の世界を見たい。若い海次と、それを見守る小雪、ふたりが歩み出す冒険の物語。

おすすめコメント

若者が未知の世界に飛び込み、勇壮な船の男として疾走する姿、そして彼の爽やかな恋愛を生き生きと描く。新感覚の新作冒険時代劇。

著者紹介

佐伯 泰英 (サエキ ヤスヒデ)  
1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)